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頭の中の感想置き場

映画、アニメを中心に感想や想いを綴っていきます

第89回アカデミー賞受賞予想

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いよいよアカデミー賞授賞式まで1週間を切りました。豪華絢爛な授賞式や結果が楽しみで楽しみで仕方がないですね。そこで前哨戦の結果を参考にしつつ、時には個人的願望を尊重しながら全部門予想してみたいと思います。それではまず作品賞からスタート!

 

 

作品賞

予想:ラ・ラ・ランド

次点:ムーンライト

 

今年のアカデミー賞は「ラ・ラ・ランド」、「ムーンライト」、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の三つ巴の戦いと言われていたが、いつしか「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は賞レースから離脱気味になってしまった。そうなると「ラ・ラ・ランド」と「ムーンライト」のどちらかになるのだが、前哨戦の結果を見てみると「ラ・ラ・ランド」が圧倒的な強さを見せつけている。そして何よりハリウッドという舞台や往年のハリウッドミュージカルへのオマージュ、夢追い人への賛美歌は会員達の心を掴みやすい。よってここは「ラ・ラ・ランド」と予測する。

 

 

監督賞

予想:ディミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)

次点:バリー・ジェンキンス(ムーンライト)

 

監督賞も作品賞と同様、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル、「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケネス・ロナーガナンの三つ巴の戦いと言われていたが、やはりいつしかケネス・ロナーガンは賞レースから離脱気味になってしまった。 となるとデイミアン・チャゼルとバリー・ジェンキンスの若手対決となる。だがバリー・ジェンキンスは近作が長編第1作目なのに対し、デイミアン・チャゼルは「セッション」によって大きく名を広めているため知名度が高い。よってここはデイミアン・チャゼルと予想する。「ハクソー・リッジ」のメル・ギブソンのカムバック劇も見たいではあるが、ここはノミネート止まりだろう。

 

 

主演男優賞

予想:ケイシー・アフレックマンチェスター・バイ・ザ・シー

次点:デンゼル・ワシントン(フェンス)

 

主演男優賞は作品のパワーが絶大な「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング、俳優達からの信頼が厚い「フェンス」のデンゼル・ワシントン、前哨戦で無類の強さを見せつけてきた「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックだ。作品のパワー、俳優達からの信頼、前哨戦の結果…果たしてどれを信じればいいのか非常に悩ましいが、ここは下馬評や前哨戦での結果を素直に信じてケイシー・アフレックと予測する。ただしこの予想をデンゼル・ワシントンがひっくり返す可能性は十分に高い。 

 

主演女優賞

予想:エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)

次点:イザベル・ユペール(Elle)

 

主演女優賞は「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のナタリー・ポートマンが前哨戦を有利に進んでいたと思いきや、いつしか「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンが前哨戦で強さを見せつけ、「Elle」のイザベル・ユペールがその座を虎視眈々と狙っているという状況になっている。特に「Elle」は外国語映画賞にノミネートされなかったため、ここに票がなだれ込む可能性はあり得る。しかし「ラ・ラ・ランド」という圧倒的な人気を誇る作品の前には霞んでしまうのではないだろうか。よってここはエマ・ストーンと予想する。

 

 

助演男優賞

予想:マハーシャラ・アリ(ムーンライト)

次点:デヴ・パテル(LION/ライオン 25年目のただいま)

 

助演男優賞は前哨戦の結果から「ムーンライト」のマハーシャラ・アリしか考えられないだろう。それぐらい前哨戦では無類の強さを見せつけている。しかし懸念としては英国アカデミー賞以降に急激に存在感を増している「LION/ライオン 25年目のただいま」のデヴ・パテルだ。バックには大規模な受賞キャンペーンをしているワインスタイン・カンパニーもいるので、予想をひっくり返される可能性は大いにある。ただ作品評価は圧倒的に「ムーンライト」が勝っているが…。

 

 

助演女優賞

予想:ヴィオラ・デイヴィス(フェンス)

次点:ミシェル・ウィリアムズマンチェスター・バイ・ザ・シー

 

助演女優賞も前哨戦の結果から「フェンス」のヴィオラ・デイヴィスしか考えられないだろう。作品評価の高い「ムーンライト」のナオミ・ハリスや「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズもさすがに敵わないだろう。そしてヴィオラ・デイヴィスが受賞したときには、「ヘルプ 心が繋ぐストーリー」で共演したオクタヴィア・スペンサーエマ・ストーンが彼女を祝福するという場面があることを願うばかりだ。

 

 

脚本賞

予想:デイミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)

次点:ケネス・ロナーガンマンチェスター・バイ・ザ・シー

 

脚本賞は前哨戦の結果から「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケネス・ロナーガン、「最後の追跡」のテイラー・シェリダンの三つ巴になると予想。しかし、作品の人気度を考えるとやはりデイミアン・チャゼルが受賞するのではないだろうか。しかしここを逃してしまうとケネス・ロナーガンが壇上に上がることはなくなってしまうため、個人的にバランスを取るなら次点を推したいところ。

 

 

脚色賞

予想:バリー・ジェンキンス、タレル・マククレイニー(ムーンライト)

次点:エリック・ハイセラー(メッセージ)

 

脚色賞は「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス、タレル・マクレイニーと「メッセージ」のエリック・ハイセラーの一騎打ちになると思われる。特にどちらもアメリカ脚本家組合賞にて前者は脚本賞、後者は脚色賞を受賞しているので予想が難しい。ここは作品の勢いがある「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス&タレル・マクレイニーと予想する。

 

 

長編アニメ映画賞 

予想:ズートピア

次点:Kubo and the Two Strings

 

長編アニメ賞は「ズートピア」と「Kubo and the Two Strings」の一騎打ちとなっている。どちらも根強いファンがいる作品ではあるが、昨今世間を騒がせているトランプ大統領へのカウンターが働いて「ズートピア」が受賞すると予測する。個人的には「Kubo and the Two Strings」が受賞して欲しい。.そろそろライカ製作のアニメーションを受賞させてもいいのでは?

 

 

短編アニメ映画賞

予想:ひな鳥の冒険

次点:盲目のヴァイシャ

 

短編アニメ映画に関してはあまり内容を理解していないのだが、唯一知っている「ひな鳥の冒険」を予想に入れてみた。次点はとりあえず「盲目のヴァイシャ」に。

 

 

撮影賞

予想:リヌス・サンドグレン(ラ・ラ・ランド)

次点:ジェームズ・ラクストン(ムーンライト)

 

撮影賞は前哨戦の結果から「ラ・ラ・ランド」のリヌス・サンドグレンが受賞すると予想する。ライバルは同じく前哨戦で目立っていた「ムーンライト」のジェームズ・ラクストンだろうか。ただSFである「メッセージ」のブラッドフォード・ヤングやアメリカ撮影監督組合賞で大番狂わせを演出したグレッグ・フレイザーも怪しい。個人的には「沈黙 -サイレンス-」のロドリゴ・プリエトも捨てがたいが…

 

 

編集賞

予想:トム・クロス(ラ・ラ・ランド)

次点:ジョン・マクミロン、ナット・サンダース(ムーンライト)

 

編集賞は前哨戦の結果と作品賞と直結していることから「ラ・ラ・ランド」のトム・クロスと予想する。思えば「セッション」のときも彼が大番狂わせをしたことが記憶に新しい。次点はやはり作品パワーがある「ムーンライト」のジョン・マクミロン、ナット・サンダースにした。

 

 

美術賞

予想:デヴィッド・ワスコ、サンディ・レイノルズ=ワスコ(ラ・ラ・ランド)

次点:ジェス・ゴンコール、ナンシー・ヘイ(ヘイル、シーザー!

 

美術賞は前哨戦の結果から「ラ・ラ・ランド」のデヴィッド・ワスコ、サンディ・レイノルズ=ワスコが受賞すると予想する。やはり作品パワーが強いこと、なおかつ「シカゴ」以来の強力ミュージカルコンデンターであることは重要だ。次点には時代物である「ヘイル、シーザー!」のジェス・ゴンコール、ナンシー・ヘイにした。

 

 

衣装デザイン賞

予想:メアリー・ゾフレス(ラ・ラ・ランド)

次点:マデリーン・フォンテーヌ(ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命)

 

衣装デザイン賞は「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のマデリーン・フォンテーヌと「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のコリーン・アトウッド、「ラ・ラ・ランド」のメアリー・ゾフレスの三つ巴の戦いであると言われている。前哨戦の結果だけでいえばマデリーン・フォンテーヌを推したいところだが、美術賞と直結しやすい部門であることを考えてメアリー・ゾフレスと予想する。

 

 

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

予想:アレッサンドロ・ベルトラッツィ、ジョルジオ・グレゴリーニ、クリストファー・ネルソン(スーサイド・スクワッド

次点:エヴァ・フォン・バール、ラヴ・ラーソン(幸せなひとりぼっち)

 

今回のメイクアップ&ヘアスタイリング賞は作品賞などの重要な賞に関わるような映画がノミネートされなかったため予想が難しい。ここはジョーカーやハーレイ・クインの白塗りメイクやキラー・クロックの特殊メイクなどが印象的だった「スーサイド・スクワッド」のアレッサンドロ・ベルトラッツィ、ジョルジオ・グレゴリーニ、クリストファー・ネルソンと予想してみた。次点に入れた「幸せなひとりぼっち」のエヴァ・フォン・バール、ラヴ・ラーソンはアカデミー賞会員向けな映画だが知名度問題が起こりそう。

 

 

視覚効果賞

予想:ロバート・レガート、アンドリュー・R・ジョーンズ、ダン・レモン、アダム・ヴァルデス(ジャングル・ブック

次点:スティーヴ・エマーソン、オリヴァー・ジョーンズ、ブライアン・マクリーン、ブラッド・シフ(Kubo and the Two Strings)

 

視覚効果賞は主人公のモーグリ以外の動物達を全てCGで表現した「ジャングル・ブック」のロバート・レガート、アンドリュー・R・ジョーンズ、ダン・レモン、アダム・ヴァルデスが受賞すると予想した。だが摩訶不思議な魔法世界を表現した「ドクター・ストレンジ」のリチャード・ブラフ、ステファン・セレッティ、ヴィンセント・サイアリー、クリス・コーボールドやアニメーション映画ながらもノミネートされた「Kubo and the Two Strings」のスティーヴ・エマーソン、オリヴァー・ジョーンズ、ブライアン・マクリーン、ブラッド・シフが受賞する可能性が高い。特に後者は去年の「エクス・マキナ」のような根強いファンがいる気がする。

 

 

録音賞

予想:Ai-Ling Lee、スティーヴ・A・モロウ、アンディ・ネルソン(ラ・ラ・ランド)

次点:ピーター・グレイス、ロバート・マッケンジー、ケヴィン・オコネル、アンディ・ライト(ハクソー・リッジ)

 

録音賞は「ラ・ラ・ランド」と「ハクソー・リッジ」の一騎打ちとなっているがこの部門は音楽物が強いイメージがあるので、ここは作品パワーもある「ラ・ラ・ランド」が受賞すると予想した。戦争物である「ハクソー・リッジ」も強いではあるのだが「13時間 ベンガジの秘密の兵士」との票割れがあるかも??

 

 

音響編集賞

予想:Ai-Ling Lee、ミルドレッド・イアットルー・モーガン(ラ・ラ・ランド)

次点:ロバート・マッケンジー、アンディ・ライト(ハクソー・リッジ)

 

音響効果賞も録音賞と同様に「ラ・ラ・ランド」と「ハクソー・リッジ」の一騎打ちとなっているが、録音賞と直結する部門であるため「ラ・ラ・ランド」のAi-Ling Lee、ミルドレッド・イアットルー・モーガンが受賞すると予想する。次点はもちろん「ハクソー・リッジ」のロバート・マッケンジー、アンディ・ライトにした。

 

 

作曲賞

予想:ジャスティン・ハーウィッツ(ラ・ラ・ランド)

次点:ミカ・レヴィ(ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命)

 

作曲賞は前哨戦で無類の強さを見せつけた「ラ・ラ・ランド」のジャスティン・ハーウィッツ以外あり得ないだろう。やはりミュージカルにおいて音楽は重要な要素である。次点では「ラ・ラ・ランド」の次に前哨戦で目立っている「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のミカ・レヴィにしてみた。そして「パッセンジャー」のトーマス・ニューマンはいつになったら受賞できるのだろうか…。

 

 

歌曲賞

予想:City of Star(ラ・ラ・ランド)

次点:Audition (The Fools Who Dream)(ラ・ラ・ランド)

 

歌曲賞はやはり「ラ・ラ・ランド」が強い。しかし懸念されるのは2曲ノミネートされていることからくる票割れだ。前哨戦の結果や下馬評を信じるならばCity of Starだが票割れが起こった場合、大ヒットを記録したジャスティン・ティンバーレイクのCan't Stop the Feeling!や「モアナと伝説の海」のHow Far I'll Goがかっさらっていくであろう。ちなみに個人的好みで予想するならAudition (The Fools Who Dream)を推したい。

 

 

外国語映画賞

予想:セールスマン

次点:ありがとう、トニ・エルドマン

 

外国語映画賞は「ありがとう、トニ・エルドマン」が前哨戦で結果を残しているため普通なら予想にいれるのだが、トランプ大統領の差別政策によって授賞式をボイコットした「セールスマン」のアスガー・ファルハディに一気に票が流れる流れる可能性が高い。やはりその時代の出来事や社会問題を取り入れてくるのがアカデミー賞だと思うのだ。

 

 

短編映画賞

予想:Silent Nights

次点:合唱

 

短編映画に関しては全く分からないので勘で選びました、すいません。

 

 

長編ドキュメンタリー賞

予想:O.J.: Made in America

次点:13th -憲法修正第13条-

 

長編ドキュメンタリー賞は前哨戦の結果から「O.J.: Made in America」と予想した。次点はこれも前哨戦の結果から「13th -憲法修正第13条-」にしてみた。どちらも人権問題が関わる題材が描かれていて、トランプ大統領へのカウンターと見ることができるかも?ちなみに「O.J.: Made in America」は上映時間467分という化け物のような長さであるらしい。

 

 

短編ドキュメンタリー賞

予想:ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-

次点:Extremis

 

 短編ドキュメンタリーに関しても全く分からないので勘で選びました、すいません。

 

 

 

 

去年は「マッドマックス」推しの予想になってましたが今年は「ラ・ラ・ランド」押しの予想になりました。まぁ13部門14ノミネートという最多ノミネートは会員がいかにこの作品が好きなを表していると思うのでそれがそのまま反映されるのではないでしょうか?冒頭では「個人的願望を尊重しながら」なんて書いてました書いてましたが、結局今年は個人的願望を極力排除した予想になりました。果たして結果はどうなるのでしょうか?みなさんも事前に予想してから授賞式を見てみると面白いですよ!