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頭の中の感想置き場

映画、アニメを中心に感想や想いを綴っていきます

発表!第89回アカデミー賞&予想結果

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本日、第89回アカデミー賞発表されました!今年は前日から寝てないというなかなかきつい状況下でしたが、無事にTwitterで結果速報を追いかけることができました。社会人になったらWOWOWに加入しようかな…。

 

さて早速発表された受賞結果を振り返りつつ、予想結果との答え合わせと雑感をつらつらと書いていきたいと思います。

 

 

作品賞

ム-ンライト

 

作品賞にについてはまず授賞式のハプニングについて語らなければならない。最初作品賞は「ラ・ラ・ランド」と発表されて関係者達がスピーチをしている最中に、主演女優賞のカードを間違えて渡していることが判明し、実は「ムーンライト」が作品賞でしたという誰もが唖然としてしまうような放送事故が発生。WOWOWぷらすとのソーシャールビューイングでも「ええええええええ」のコメントが大量に流れてたし、「ラ・ラ・ランド」チームはぬか喜びで落胆、「ムーンライト」もどう喜んでいいのか分からず困惑、プレゼンターのウォーレン・ベイティも読み違いと勘違いされてとばっちりを被っていた。見てる分には面白かったけど後で担当者は滅茶苦茶怒られるんだろうな…。という訳で肝心の作品賞を外してしまい、主要6部門コンプリートに失敗しました。「ラ・ラ・ランド」の人気度はかなり高いと思っていたんだけどなぁ…まだ「ムーンライト」を見れないのでどんな作品なのかとても楽しみだし、なぜこの作品が受賞したのかという意味についても気になるところ。

 

 

監督賞

デイミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)

 

監督賞は予想通りデイミアン・チャゼルが史上最年少で受賞!作品賞が「ムーンライト」だからここでバランスを取っておこうって感じがするけど、やはり知名度で言えばバリー・ジェンキンスよりもデイミアン・チャゼルだよなぁ。「セッション」も「ラ・ラ・ランド」も大好きだったのでとても嬉しい。

 

 

主演男優賞

ケイシー・アフレックマンチェスター・バイ・ザ・シー

 

主演男優賞も予想通り「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが受賞!終盤には「フェンス」のデンゼル・ワシントンがかっさらうんじゃないかとヒヤヒヤしたけど無事に受賞できて本当によかった。「容疑者、ホアキン・フェニックス」で干され気味だったらしいけどこれで復活かな。

 

 

主演女優賞

エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)

 

主演女優賞も予想通りにエマ・ストーンが受賞!表情の豊かさや歌唱力などファニーな魅力に溢れていた彼女の演技は最高に輝いていたので納得。まだ見ていない人は今すぐに見に行くのだ!

 

 

助演男優賞

マハーシャラ・アリ(ムーンライト)

 

助演男優賞も予想通り「ムーンライト」のマハーシャラ・アリが受賞!前哨戦からずっと強さを見せつけてただけありますね。ちなみに4日前ぐらいに娘が誕生したらしいですね。ダブルでおめでとう!

 

 

助演女優賞

ヴィオラ・デイヴィス(フェンス)

 

助演女優賞も予想通りヴィオラ・デイヴィスが受賞!3度目の正直でようやく受賞にこぎつけた感じでしょうか。あと俳優部門は綺麗に白人と黒人が分かれているのも特徴的でした。

 

脚本賞

ケネス・ロナーガンマンチェスター・バイ・ザ・シー

 

脚本賞は予想した「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルではなく「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケネス・リナーガンが受賞。賞レース終盤は失速気味だったものの、監督でもあるケネス・ロナーガンが舞台に上がるチャンスを見事に勝ち取りましたね、よかったよかった。

 

 

脚色賞

バリー・ジェンキンス、タレル・マクレイニー(ムーンライト)

 

脚色賞は予想通り「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスとタレル・マクレイニーが受賞し、「メッセージ」との一騎打ちを見事に制した形だ。2人の人生経験がベースとなっている脚本らしいので、かなり嬉しいのではないだろうか。

 

 

長編アニメ映画賞

ズートピア

 

長編アニメ映画賞は予想通り「ズートピア」が受賞。作品のクオリティ、多様性というメッセージ性、トランプ大統領へのカウンターとまさに今年獲るべき映画だったと言える。個人的にはライカの「Kubo and the Two Strings」も捨てがたかったがしょうがないか。そしてまたとある日本のメディアのニュースタイトルが「ジブリ作品は受賞を逃す」でがっかりした。去年も書いたが自国のことだけじゃなくてもっとアカデミー賞や映画に興味を持たせるような記事を書いてほしい。いい加減にしろよ。

 

 

短編アニメ映画賞

ひな鳥の冒険

 

短編アニメ映画賞も予想通りひな鳥の冒険が受賞。とてもリアルな水や砂浜、ひな鳥の動きが素晴らしかった記憶があります。

 

 

撮影賞

リヌス・サンドグレン(ラ・ラ・ランド)

 

撮影賞は予想通り「ラ・ラ・ランド」のリヌス・サンドグレンが受賞。狭苦しさを感じるミュージカル映画において世界観を大きさを感じさせてくれたのは撮影のおかげだと思う。

 

 

編集賞

ジョン・ギルバート(ハクソー・リッジ)

 

編集賞は予想していた「ラ・ラ・ランド」のトム・クロスではなく「ハクソー・リッジ」のジョン・ギルバートが受賞。正直「ハクソー・リッジ」は受賞ゼロで終わるかと思っていたので、かなりサプライズな結果だと思う。まぁトム・クロスは「セッション」の時の方がキレがあったもんなぁ…

 

 

美術賞

デヴィッド・ワスコ、サンディ・レイノルズ=ワスコ(ラ・ラ・ランド)

 

美術賞は予想通り「ラ・ラ・ランド」が受賞。前半に発表される技術部門で名前が全然呼ばれないのでヒヤヒヤしたけど、美術賞を皮切りに最多受賞まで駆け上がっていきましたね。やはりあの美しいカラーリングは惚れ惚れするなぁ。

 

 

衣装デザイン賞

コリーン・アトウッド(ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅)

 

衣装デザイン賞は「ラ・ラ・ランド」のメアリー・ゾフレスではなく「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のコリーン・アトウッドが受賞!ちなみにハリー・ポッターシリーズがアカデミー賞を受賞したのはこれが初なんだそうな。そしてコリーン・アトウッドはこれで4度目の受賞となる。

 

 

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

アレッサンドロ・ベルトラッツィ、ジョルジオ・グレゴリーニ、クリストファー・ネルソン(スーサイド・スクワッド

 

メイクアップ&ヘアスタイリング賞は予想通り「スーサイド・スクワッド」のアレッサンドロ・ベルトラッツィ、ジョルジオ・グレゴリーニ、クリストファー・ネルソン(スーサイド・スクワッド)が受賞。予想は的中させたけどまさか受賞するとは思ってませんでした。そして「スーサイド・スクワッド」はアカデミー賞受賞作品の称号を得た一方で、「バットマンVS スーパーマン ジャスティスの誕生」はラジー賞を受賞しているのだった。

 

 

視覚効果賞

ロバート・レガート、アンドリュー・R・ジョーンズ、ダン・レモン、アダム・ヴァルデス(ジャングル・ブック

 

視覚効果賞は予想通り「ジャングル・ブック」のロバート・レガート、アンドリュー・R・ジョーンズ、ダン・レモン、アダム・ヴァルデスが受賞!主人公のモーグリ以外の動物やジャングル全てをCGで作り上げてしまうとは恐れ入った。確かにすごい映像技術である。

 

 

録音賞

ピーター・グレイス、ロバート・マッケンジー、ケヴィン・オコネル、アンディ・ライト(ハクソー・リッジ)

 

録音賞は予想していた「ラ・ラ・ランド」のAi-Ling Lee、スティーヴ・A・モロウ、アンディ・ネルソンではなく「ハクソー・リッジ」のピーター・グレイス、ロバート・マッケンジー、ケヴィン・オコネル、アンディ・ライトが受賞!やはり録音賞は戦争映画が強いか。そしてケヴィン・オコネルは21回のノミネートで初めての受賞となった、おめでとう!ちなみに授賞式前に「13時間 ベンガジの秘密の兵士」でノミネートされていたグレッグ・P・ラッセルがルール違反によってノミネートを取り消されるという珍事件が起こっていた。

 

 

音響編集賞

ルヴァン・ベルマール(メッセージ)

 

音響効果賞は予想していた「ラ・ラ・ランド」のAi-Ling Lee、ミルドレッド・イアットルー・モーガンではなく「メッセージ」のシルヴァン・ベルマールが受賞。「メッセージ」も受賞ゼロで終わるかと思いきや、「ハクソー・リッジ」や「ラ・ラ・ランド」を抑えて見事に受賞にこぎつけたのには驚いた。

 

 

作曲賞

ジャスティン・ハーウィッツ(ラ・ラ・ランド)

 

作曲賞は予想通り「ラ・ラ・ランド」のジャスティン・ハーウィッツが受賞!やはり音楽が重要であるミュージカル映画の音楽は会員の心を掴んだのだろう。そしてまたもトーマス・ニューマンは受賞できませんでしたとさ。

 

 

歌曲賞

City of Star(ラ・ラ・ランド)

 

歌曲賞も予想通りCity of Star(ラ・ラ・ランド)がAudition (The Fools Who Dream)との票割れを乗り越えて受賞。そういえばノミネートされていたThe Empty Chair(Jim: The James Foley Story)はスティングの曲だというのを授賞式で知りました。

 

 

外国語映画賞

セールスマン

 

外国語映画賞は予想通りアスガー・ファルハディの「セールスマン」が受賞!下馬評では「ありがとう。トニ・エルドマン」が受賞すると言われていたが、トランプ大統領のムスリム政策によって入国できないことになったアスガー・ファルハディが、結局政策に反対するためにボイコットしたことで一気に票がなだれ込んだと思われる。授賞式で一番トランプ大統領への批判が色濃く出た場面だった。

 

 

短編映画賞

合唱

 

短編映画賞は予想していた「Silent Nights」ではなく「合唱」が受賞。ある有名な合唱団に入った少女が、ある秘密を知ってしまうという内容らしい。気になる1本。

 

 

長編ドキュメンタリー賞

O.J.: Made in America

 

長編ドキュメンタリー賞は予想通り「O.J.: Made in America」が受賞。妻殺しの容疑者となったアメフト界のスーパースターO・J・トンプソンに迫る今作は7時間を超えるらしいが果たして日本で公開されるのか??

 

 

短編ドキュメンタリー賞

ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-

 

短編ドキュメンタリー賞は予想通り「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」が受賞。といってもこの作品のことは全く知らないのですが…どうやらNetflixで配信されているようです。

 

 

如何でしたでしょうか?結果を振り返ってみると、最多ノミネートだった「ラ・ラ・ランド」が無双するかと思いきや、均等にいろんな作品が受賞していったように思いました。特に今年は作品賞を間違えるハプニング、トランプ大統領のせいでアスガー・ファルハディが授賞式に来れないなどぶっ飛んだ話題が沢山あったのも印象的でした。そしてジミー・キンメルのギャグや歌曲賞パフォーマンスも素晴らしく、ぶっ飛んだ話題含めて間違いなく歴史に残る授賞式だったと思います。また昨年批判されたホワイトオスカー問題も改善の兆しがしっかり出ていましたね。今後も多様性と素晴らしい演技や技術に敬意を払った賞であり続けてほしいです。

 

ちなみに予想は24部門中17部門正解とそこそこ?な成績でした。去年から全く成長してないですね…今度こそ主要部門をパーフェクトで当てたいです。