頭の中の感想置き場

映画、アニメを中心に感想や想いを綴っていきます

2015年夏アニメ感想覚え書き

よく考えたらTVアニメの感想をきちんと書くのは案外初めてだったりするかもしれない。

 

映画は元から大好きだったこともあってTwitterにいろいろ書いてたしレビューサイトも充実している。でもアニメについてはTwitterで全く書かないわけじゃないけど頻度は少ないしレビューを書くにもアニメ専門のレビューサイトもあまり聞かない(知らないだけかもしれないけど)

 

なのでせっかく自分の感想を記録していくブログを立ち上げたのだから、自分が鑑賞した2015年夏アニメでいろいろ思ったことを映画レビューほど濃くはないが書きていきたいと思います。あまり知識もないですがどうか温かい眼差しで読んでもらえると嬉しいです。それではスタート!

 

 

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

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下ネタが禁止された日本で下ネタの復活を目指すために下ネタテロを仕掛け続ける者達の戦いをコメディタッチで描く。「生徒会役員共」で描かれる下ネタを更にひどくした内容で毎回ゲラゲラ笑いながら鑑賞。キャラクターやストーリーにどんどんひどい下ネタが絡んでくるが意外と「下ネタが規制された世界=表現が規制された社会」ともとれる世界設定や間違った性知識の流布による被害などふざけまくっているようで実は皮肉な一面もあるのも興味深い。下ネタ言いまくっているくせに意外と初心な華城先輩のギャップもいいですね(ゲス顔)今年の夏アニメ下ネタ枠その1。

 

Charlotte(シャーロット)

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思春期のみに発症する不完全な特殊能力を巡って運命に翻弄されていく少年少女達を描く。特殊能力で不正ばかりしていた主人公が生徒会に入ったのをきっかけに成長していく過程や日常、そして大きな運命に挑んでいくという大筋やラストのなんともいえないほろ苦さなどなかなか面白いのだが…大きなきっかけとなる劇的な展開は唐突、途方もない道のりがあるはずなの長さを感じさせてくれないなど1クールで描くための弊害が目に付くのが勿体ない。特殊能力やタイムリープなど様々なSF要素もその弊害のせいなのか描き込み不足に思えたし、生徒会メンバーが物語に大きく影響しないなど不備も多い。傑作になるだけの魅力はあっただけにいろいろ惜しかったなというのが正直な感想だ。

 

GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

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自衛隊が突如として現れたゲートの先にある異世界に進軍し、異世界の民との交流や敵対勢力と戦っていく姿を描く。「戦国自衛隊」のような異世界で自衛隊が活躍していくという面白味が存分に発揮されていてとても楽しかったし、世界観の作り込みも見事。ただかなり現実味のある政治的駆け引き要素があって、それ故にいろいろノイズに感じる部分も…講和や諸外国との駆け引きや戦いはよく考えられているし面白かったのだが。あと「地獄の黙示録」オマージュやドラゴン戦に流れるスコアがモロに伊福部昭っぽいなど映画好きにはたまらないしミリタリー部分のディテールも申し分ないと思われる(そこまで詳しくない)。あとヒロイン達が皆かわいい、これ重要。

 

がっこうぐらし!

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学校で生活する学園生活部に所属する女子高生達の日常を描く。ユルい日常系かと思いきや、まさかの1話でゾンビによって文明が崩壊した世界だったというからくりで驚かされる。1話のインパクトにおいて今季このアニメに適うものはないだろう。その後も日常系らしい微笑ましい展開を踏まえつつ、世界の秘密やめぐねぇの存在、現実逃避&幼児退行の傾向があるゆきなど不穏な兆候が顔を出す不気味さによって次が気になってしょうがない。ラストは「なぜゾンビを追い払うことができたのか?」のロジックが弱いものの、無事にいい区切りをつけて「卒業」することが出来ているだろう。いっそバッドエンドでもよかったがまぁいい。

 

ケイオスドラゴン 赤竜戦役

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赤き竜が守護神として君臨する島国で各国の思惑が絡み合う赤竜討伐部隊達を描く。世界観の構築にかなりこだわりを感じるが、いろいろな国の登場人物たちの思惑が絡まるのでかなり腰を入れて理解しようとしないと楽しめない。自分もきちんと理解しているつもりだったが、結局何がしたかったのかが若干分からず消化不良。主人公が受け身で悩み続けるのもどこか上滑りしているように思えるし、どのキャラクターが死ぬかだけ話を引っ張っても途中で飽きてしまう。ラストはなかなかよかったのだが…最終的に赤き竜の呪いの燃費の悪さが一番印象に残っただけであった。

 

乱歩奇譚 Game of Laplace

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退屈な毎日を過ごす少年とその友人が名探偵アケチと出会い、怪人二十面相をはじめとした事件に挑む。誰もが知っている探偵小説をアニメで現代に蘇らせると聞いてとても期待していたのだが…ミステリーとしての面白さはほぼなく、現代的な病理やアケチとナミコシの因縁は薄く、民衆の不満を煽る怪人二十面相騒動はナミコシの数式によるものというトンデモ過ぎる上に説得力のない原因で興醒め。アニメだからこそできる小説の映像化という点でもぶりっ子の先生とかコバヤシにいちいち頬を赤らめるハシバなど類型的で過剰、節操もない始末…正直期待外れだ。アニメではないが誰もが知っている探偵小説を現代に蘇らせた「SHERLOCK」の偉大さを改めて思い知った。

 

WORKING!!!

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北海道にあるファミレス「ワグナリア」に努めるバイト達が織りなす恋や日常を描くラブコメディの第3期。ちょっと変わった登場人物達の日常や掛け合いが相変わらず微笑ましい。だがとうとう八千代さんと佐藤さんはめでたくお付き合いすることになり、音尾さんの奥さんも見つかるし、山田も無事に親と和解し実家に戻ることができ…とそれぞれのゴールが描かれ、いつまでもすれ違い続けるもどかしいやり取りが続けばいいと思っていた身としてはちょっと寂しくもあり嬉しかったり。これでめでたしめでたし…って小鳥遊とまひるちゃんは!?!?…と思ったら1時間スペシャルがあるそうで。

 

六花の勇者

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伝説の六花の勇者に選ばれた7人の勇者たちが自分達の中にいる裏切り者を探す姿を描く。てっきり王道ファンタジーをやるのかと思いきや、まさか人狼ゲームだったとは…原作を全く知らなかったのでかなり面食らった。だが陽動や嘘、言葉尻の取り方や誘導などなかなか駆け引きが面白く誰が裏切り者なのかというクリフハンガーもうまく機能していたと思う。まぁラストに登場したもう一人の勇者ミルタンク娘の容姿に度胆を抜かれ裏切り者の正体とかどうでもよくなってしまったが(笑)今後の展開は王道ファンタジー×人狼ゲームが上手に描けるかがカギとなりそうだ。あと登場人物達みんな肌白すぎて死んでるみたいに見えるのだが…僕だけだろうか?

 

それが声優!

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新人声優3人の活躍を通じて声優業界の裏側を時に厳しく、時にユーモラスに描く。なんとなくでしか知らなかった声優業界についていろいろ知ることができたと同時にユーモラスに描いているけどやはり過酷なんだなと改めて思い知らされ、でもきちんと主人公達のようにひたむきに頑張り続ける声優志望者達へのエールにもなっているまさに声優版「SHIROBAKO」な作品。それにしても主人公たちの仕事の幅広さを見ると役者であることはもちろんだがもはやアイドルみたいだなと… 声優を取り巻く過酷な状況とそんな人たちを応援し続けるファンの構造はドラマチックであり、破滅の匂いも感じた。あとラジオ番組風のEDはとても楽しかった。

 

のんのんびより りぴーと

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超が付くほどのド田舎に越してきた女子とそこに暮らす女子達の日常を描くのんびり日常系の第2期。相変わらずゆるく女の子の日常をニヤニヤするのがメインではあるが、前期同様、時々フッときめ細かい演出や感動させられるエピソードがあるので油断ならない。特にれんちょんにまつわるエピソードで感動が多い印象(その分カオスな回もあるが)他にも美しい田舎風景が連続するショットや定点カメラを置いているようなショットを長回しのように映すなど、ゆったりとしたテンポを大切にしているあたり芸が細かい。そしてこんなにユルい日常が愛おしく感じる…いいラストだ。

 

GANGSTA.

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マフィアが幅を利かせる街で便利屋を営む普通の人間と特殊能力を持つ人間の日々を描く。作品全体の渋い雰囲気が最高で、主人公達が便利屋になるまでの経緯や、その町で暮らす血の通ったメンバー、巻き起こる血の惨劇など深いドラマも見物なのだが騒動の途中で終わらせてしまったことでまるで打ち切り漫画のようにしか見えない。どうやら原作通りらしいのだが…原作通りやるならもっと区切りを考えるかいっそアニオリでもいいからきっちり次に繋がるラストでもよかったのでは?また後半には作画崩壊も目立つようになるなど結局グズグズな印象に…ただ津田健次郎の演技が本当に素晴らしくて「この人の演技が見たいから見続けたいアニメ」というのに初めて出会えた。

 

監獄学園 (プリズンスクール)

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共学化した女子高に入学した男子5人が女子への憧れや下心のために学園に併設された監獄からの脱出を企むコメディ。男達の友情や下心しかないくだらなさや童貞ぶりがしっかりと描かれ、まるで「スーパーバッド 童貞ウォーズ」や「40歳の童貞男」のような最高に笑えるブロマンス要素たっぷりのアメリカンコメディを見ているような気分だ。ケイパーもののようなスリリングな準備と計画なども何度も息を呑むくだらない展開の連続で猛烈に楽しかった。水島努のスキのない演出や無駄に気合の入った作画、パロディなども素晴らしい。各話のタイトルが映画ネタなのも個人的にツボなポイント。今年の夏アニメ下ネタ枠その2。

 

GOD EATER(ゴッドイーター)

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アラガミによって滅亡の危機にある人類の唯一の希望であるゴッドイーター達の戦いを描く。セルと3Dの中間のような独特な映像や迫力は野心的で興味深かったのだが…まさかここまで「万策尽きた!」が頻発するとは。毎回毎回総集編とか挟まれてしまうと話の流れとか設定、世界観とかうろ覚えになってしまうので本当に勘弁してほしいなと感じた。結局9話という中途半端な所までしかこのクールで放送されなかったのでなんとも言えないが、1話1話はなかなかアツい話だし今後更に盛り上がりそうな予感はある。ぶっちゃけ言うとこの作品に対する熱はかなり低いが、ここで一発逆転を期待したい。

 

Classroom☆Crisis (クラスルーム・クライシス)

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火星でロケット開発を行う企業で高校生の身分ながらも実際に大人と同じ仕事に就く特殊な部署で活躍する学生達を描く。学生らしいアツい青春物語かと思ったら意外とドロドロな企業や政治の駆け引きなども描かれ、まるでひと昔前のテレビドラマを見ている感覚に近いものを感じた。 サラリーマンらしい企業物語と学生らしい青春物語の食い合わせが悪いという意見も聞くが毎話どんな風に話が展開されていくのかという期待感やミステリー部分の見せ方、キャラデザイン、技術者魂やフロンティア精神というテーマ含め見事に自分のツボにハマってくれたし、1話丸々情熱大陸のパロディで展開するなどなかなか考えられているなと感じた。これからもっと盛り上がってほしい!

 

デュラララ!!×2 転

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池袋の町で生活する変わった人々やカラーギャングやヤクザなど裏の世界の人々が複雑に絡み合う群像劇。前期同様に様々な人のエゴや策略が渦巻きながらきちんと整理された物語運びで楽しませてくれる。また起承転結の「転」だけあって「結」に向けた壮大な前フリでありカオスさが全面に出てくる。帝人の暴走ぶりが加速しダラーズの瓦解とそれに悪乗りする輩の悪事も加速する…自分の身近な場所が血なまぐさい危険な香りを放ち始める快感がシリーズ最高潮になり、今までにないほどの危機と闇が広がりそうな予感が最高にゾクゾクさせる。果たして結末はどうなるのか…これは見届けるしかないだろう。

 

赤紙の白雪姫

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赤い髪がトレードマークの少女がある一国の王子と出会い自分で運命を切り開いていく姿を描く。自分で運命を切り開いていく少女と王子との恋という少女漫画とおとぎ話の王道を行く展開で見ていてすがすがしい。また登場人物達の細かい感情の流れを丁寧に描き、その王道を照れずにきっちりやり切っているのでとても充実したアニメだった。作画も安定していたし、大島ミチルのスコアも美しい。ストーリー、アニメーションともに内容の充実ぶりは今季トップクラス級かもしれない。やはり王道は素晴らしいなと改めて感じた。

 

アルスラーン戦記

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パルス国の王子であるアルスラーンが個性的な臣下と共に敵国ルシタニアと銀仮面卿を打ち倒し祖国を取り戻すまでを描く。前クールから引き続きアルスラーン達の苦難の旅路と国同士の戦争、宗教戦争など根深い歴史の溝など重厚な歴史ドラマが展開される。特にアルスラーンとエトワールを巡るドラマは如実に歴史の重みを感じるエピソードだろう。ラストの城塞攻防戦は作画崩壊や強引な話運びが目立ったものの、重要な部分の作画や音響も素晴らしく充実していたと思う。あと大河系の作品における岩代太郎のスコアのパワーは凄まじいなと感じた。

 

実は私は

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秘密が顔に出てしまう主人公と重大な秘密を抱えた登場人物達のドタバタ劇を描くラブコメディ。ほとんどのキャラクターがボケにボケを重ねまくるというツッコミが追い付かないほどのおかしな展開が連続し、どんどん勘違いが悪化して関係がこじれたり変に意識してしまうなどのラブコメ要素もとてもニヤニヤできる。関西弁の吸血鬼というキャラクターや宇宙人、悪魔など個性的なキャラの魅力も見どころだ。ただ…ちょっと…キャラデザインが好みでない…あと挿入歌でイケイケな恋愛ソングを流れるのも…あまり…なぁ…それ以外はとても楽しかった。

 

境界のRINNE

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霊が見える女子高生と死神と人間のハーフの青年が織りなす愉快な日常を描く。前クール同様に高橋留美子ワールドらしい独特なユルさがクスクスと笑えるのだが、今季からは更にラブコメ成分が更にパワーアップした印象。付かず離れずな距離感のラブコメにいろいろ騒動が起こっててんやわんや大騒ぎするのだがとにかくユルいのでまったりと見られる。流し見感覚になりがちだがでも決してつまらない訳ではなくなぜかずっと見続けられる…なんというか実家の安心感に近い。あと主題歌がどれもクセになる味わい深さがあるものばかりだったのも印象的だった。

 

オーバーロード

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サービス終了したオンラインゲームで現実ではただの少年だった主人公が魔王として活躍していく姿を描く。オンラインゲームの世界に迷い込んでヒーローとして大活躍するアニメは最近よく見るけど、今作の違いは世界征服をする魔王側の話であること。トントン拍子で世界征服する流れになってしまうのがまた面白い。しかも世界征服をする魔王だからこそいきなり課金アイテムを使いまくって無双しても自然と悪の権化たる風格に転じるのだから役得である。またしっかりとファンタジーらしい展開もあるし個性的な部下たちの掛け合い、主人公の心の声や黒歴史など面白い要素もふんだんに散りばめられているのもうまい。

 

俺物語!!

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巨大な体躯を持ち男子たちから信頼されている男子高校生剛田猛男とそんな彼に一目惚れした女子高生大和凛子のカップルの姿を描くラブコメディ。美女と野獣なカップルのイチャイチャぶりは相変わらず面白い。そして今度はイケメンの親友砂川のことをずっと好きで話しかけられないでいる幼馴染のエピソードや、猛男に惚れてしまったクラスメイトの話など青春のむずがゆい所をつくような良エピソードばかりで楽しかった。個人的にラブラブでイチャイチャしまくる二人がいつか「ビフォア・ミッドナイト」みたいな倦怠期になる姿を想像するのが楽しみだったり…ラストはそんな空気がちょっとあったけど。

 

モンスター娘のいる日常

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多種族間交流法によりホームステイにきたモンスター娘たちと人間の主人公の愉快な日常を描く。トンデモなハーレムアニメはそこまで好きじゃないのだけど、エロに対するこだわりやアイディアがもはや神がかっている。まさかそんなこと考え付くとは!の連続で目が釘付けである。またモンスターたちの設定も練られていてこの設定がまた新たなエロを生み出す。ぶっちゃけエロしかないがエロへのこだわりには尊敬の念を抱くばかりだ…本当に作者は天才過ぎる(笑)。今年の夏アニメ下ネタ枠その3。

 

食戟のソーマ

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超過酷な料理学校に入学した主人公が実家の定食屋で培ったスキルを用いて仲間とともの切磋琢磨しあう姿を描く。ちゃんと主人公が努力して成長する過程もあるし普通に面白い。面白いし楽しかったけど…普通のジャンプアニメだったねぐらいしか感想が浮かばない。それだけきちんと堅実に作られているという証でもあるのだが…前クールからの継続で基本的には変わらないので特筆して書くこともないかな…。

 

干物妹! うまるちゃん

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普段は才色兼備の女子高生だが家に帰るとダラダラとアニメやネットサーフィンをしている干物妹と兄の日常を描く。動画工房特有?の丸っこくてかわいいキャラクターが自由に動き回る姿や「うまるーん」というオノマトペなどこれほど見ていて癒されるアニメはない気がする。そして現実にいたら絶対蹴り飛ばしたくなるであろううまるちゃんと兄との掛け合いは毎回面白く、愛情が垣間見えるのも味わい深い。OPの中毒性もかなり高くて僕は見事にこのアニメに骨抜きにされてしまった形だ。

 

城下町のダンデライオン

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全員が特殊な能力を持っている国王達の子供達が、次期国王候補の座を選挙で決めるために奮闘する姿を描くコメディ。基本的にはドタバタなコメディで笑えるのだが、それぞれが国王選挙でどういう成長をしていくのかとかも描けていてなかなか楽しかった。あとヒロイン達のデザインがまた可愛らしいのも良ポイント。それにしても誰かに見られるのを極端に嫌う茜様が可愛らしくてね…そりゃファンクラブとかできるわ(笑)

 

アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON

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346プロのシンデレラプロジェクトに所属するアイドル達とプロデューサーの成長と躍進を描く。2クール目からは美城常務の目指す改革とプロデューサーの個性を生かすやり方との対立が描かれ、そこで自分達はどうすればいいのかと自主的にアイドル達が考えて悩んでいく姿が丁寧に描かれているのが素晴らしい。特に主要登場人物であるニュージェネレーションズの関係性や自分の魅力が分からなくなってしまった島村卯月の悩みなどは思わず涙を流してしまうほどだ。ライブシーンも見事でとても丁寧に作られていると感じた。

 

洲崎西 THE ANIMATION

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WEBラジオ「洲崎西」がまさかのアニメ化。実はこっそり豚リスナーだった時期もあったので見てみた。まぁラジオには勝てないかなという印象。でも豚リスナーにとっては最高の作品だとは思った。というかしばらくラジオ聞いてないのでまた聞くか…

 

ワカコ酒

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OLが居酒屋で自分のこだわりでつまみとお酒を楽しむ姿を描く。見るととてもお腹が減るアニメだった。「ぷっしゅー」というオノマトペが印象的。あとキャラクターの顔がゆっくり饅頭にしか見えない。

 

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン

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ニンジャ・スレイヤーが自分の息子と妻を殺したラオモトへの復讐を誓い、全てのニンジャを殺すまでの旅路を描く。アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?…というわけでFLASHアニメ調のアクションシーン、エロい部分になると途端に本気なる作画とか、相変わらず異彩を放ち続ける。特にヤモト・コキとシルバーカラスのエピソードはお気に入りだ。あとこのアニメのおかげで軽く忍殺語も使えるようになりました。

 

 

 

ふぅ…やっと書き終わった。最近は放送されるアニメの本数も増えたこともあっていろいろ見てみようと手を出した結果、感想を書くのが大変でした。結局夏アニメも終わってだいぶ経ってからの投稿になってしまったし…

 

正直あんまり印象にないアニメとかも普通にあるので、秋は印象に残っているアニメだけにして本数を減らそうかな…ここまで読んでくださってありがとうございました。